2011年04月04日
ぼうさいFW①壷屋の災害勉強会・まち歩き
4月2日(土)13時半~17時まで、壷屋の災害を考える勉強会・まち歩きを実施しました
この企画は、「自然・環境」をテーマに活動をしているエコショップとして、自然とのつながりを
考える視点が防災には大切だと考え、取り組んでいる活動です。昨年度までは年1~2回の
ペースで行ってきましたが、これからは、壷屋、なはを舞台に、積極的に取り組んでいきます。
その第1弾となったのがこのまち歩きでした

壷屋に住む関係者や沖大の学生、NPOなどのメンバーと、壷屋の地域の課題と感じる点、
災害時に考える点を出し合い、歩いて考える企画でした。
最初に挙げられた課題としては、以下のことが挙げられました。
・地震が起きたら石灰岩の地層は陥没するかもしれない。
・この地域は高齢者も多く、独居老人も多いと思う。
・移住者や観光客も多くいるが、災害時どうなるだろう。
・狭い路地が多い由緒正しい集落だが、石垣や住宅が崩れて大変では?
・1丁目はやちむん通り会や壷屋地区自治会もあるが、2丁目はつながりが薄い。
・災害時にどこに逃げたら良いかなど、情報が伝わっていない。
・軽貨物などに乗ってくるのも高齢者だから、住民だけでなくお客さんも高齢者。
・海との距離感がない。山や川との関係性なども意識していない。
・井戸はいくつかあるが、水も意識されていない。
話し合いで出てきた意見は、『①イメージが湧かない。(被災・避難・避難して生き延びる生活)』
『②壷屋住民と県外からの移住者、観光客など、地域住民の関係性の課題。』、『③老朽化したまちの
構造の課題』、『④情報や知識の課題』、『⑤地理的条件の面からの地域特性を知らない。』の5つに
整理できました。

進行の大半は、今まで勉強会を続けてきた沖大地域研究所の稲垣さんに進めてもらいました。
ここで役立ったのは、昨年のガーブ川ぼうさいフィールドワーク後に、ゲストとしてお越しいただいた
大阪人間科学大学の片寄俊秀先生が寄贈してくださった、ガーブ川流域立体地図
標高ごとに区切られているため、大津波が起きた場合に、那覇のどの辺りが水没しそうかがよく解ります。
旅費も自己負担で、しかもこんな資源まで作ってくれた片寄先生、ありがとうございます

島の都市である那覇の地理状況を考えた上で歩き始めたまち歩きは、壷屋1丁目に住むNさんの
自宅前からスタート
避難所に指定されている壷屋小学校をゴールに、避難してみようと思い、歩き始めました
やちむん通りに出てひめゆり通りに出て、壷屋小学校を目指しましたが、大通りは安里川へ向かい、
安里川伝いに小学校へ向かうコースとなるため、一番高いところを通る住宅街の道を進みました。
通り過ぎてから学生1人が「あっ、避難所の看板見つけた。」と発見しましたが、大半は気づかず
進んでしまいました。この道は通常から抜け道になっているため、とても集団では歩きにくく、
もし災害時に車が詰まってしまったら、今以上に困難な状況になるだろうと思います。
大通りは川が怖い、裏道は通れるかどうか解らない
小さな混乱が緊急時には
パニック状態になる危険性も感じました。

壷屋小学校まで通常だと10分位で進めますが、この日は30分ちょっとかかりました。
止まって観察してしゃべってこの時間でしたが、災害時も同じくらいかかるかもしれませんし、
子供連れやお年寄り、障がい者や負傷者は簡単にはたどり着けないだろうと感じました。
参加したメンバーからは、「緊急避難先を増やさないと、津波が来たら避難が間に合わない。」
「いつの防災基準で避難所を設置したのか。」「避難路が危険すぎて、避難所に行けない。」
といった意見が出てきました。
普段何気なく歩いている道ですが、地震が起きて津波が来る!と考えたら、逃げ道の選択は
生死を分ける決断になり、パニックになるでしょう。歩いていて「う~ん、ここ行くか?」と、
真剣に考えました。
川に近づいてはいけないけど、避難所が川の近くの高台にある。そんな時に皆さんならどうします?
また、地区ごとに状況に特徴があり、それを踏まえて避難やぼうさいを考える必要があると感じました。
壷屋であれば、焼物の工房が集中しており、ガス窯を使っていることから、火災の危険性も高く、
密集した古い住宅などに燃え広がる恐れもあります。
色々思いつきましたが、それを考えてどのように生き延びるか。
これからも勉強会を重ねていきたいと思います
==ご案内==
2005年の活動開始より、環境NPO「沖縄地域環境アセンブリー」(09年からアセンブリーに改称)として
様々な環境活動を行ってきましたが、2011年3月31日をもって、NPOとしての活動を終了いたしました。
今後は、エコショップがじゅまるガーデンという個人事業体として、エコショップの運営や環境教育、
若者育ち支援、ぼうさい活動に取り組んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします
エコショップがじゅまるガーデン 環境企画担当 山崎新

この企画は、「自然・環境」をテーマに活動をしているエコショップとして、自然とのつながりを
考える視点が防災には大切だと考え、取り組んでいる活動です。昨年度までは年1~2回の
ペースで行ってきましたが、これからは、壷屋、なはを舞台に、積極的に取り組んでいきます。
その第1弾となったのがこのまち歩きでした

壷屋に住む関係者や沖大の学生、NPOなどのメンバーと、壷屋の地域の課題と感じる点、
災害時に考える点を出し合い、歩いて考える企画でした。
最初に挙げられた課題としては、以下のことが挙げられました。
・地震が起きたら石灰岩の地層は陥没するかもしれない。
・この地域は高齢者も多く、独居老人も多いと思う。
・移住者や観光客も多くいるが、災害時どうなるだろう。
・狭い路地が多い由緒正しい集落だが、石垣や住宅が崩れて大変では?
・1丁目はやちむん通り会や壷屋地区自治会もあるが、2丁目はつながりが薄い。
・災害時にどこに逃げたら良いかなど、情報が伝わっていない。
・軽貨物などに乗ってくるのも高齢者だから、住民だけでなくお客さんも高齢者。
・海との距離感がない。山や川との関係性なども意識していない。
・井戸はいくつかあるが、水も意識されていない。
話し合いで出てきた意見は、『①イメージが湧かない。(被災・避難・避難して生き延びる生活)』
『②壷屋住民と県外からの移住者、観光客など、地域住民の関係性の課題。』、『③老朽化したまちの
構造の課題』、『④情報や知識の課題』、『⑤地理的条件の面からの地域特性を知らない。』の5つに
整理できました。
進行の大半は、今まで勉強会を続けてきた沖大地域研究所の稲垣さんに進めてもらいました。
ここで役立ったのは、昨年のガーブ川ぼうさいフィールドワーク後に、ゲストとしてお越しいただいた
大阪人間科学大学の片寄俊秀先生が寄贈してくださった、ガーブ川流域立体地図

標高ごとに区切られているため、大津波が起きた場合に、那覇のどの辺りが水没しそうかがよく解ります。
旅費も自己負担で、しかもこんな資源まで作ってくれた片寄先生、ありがとうございます

島の都市である那覇の地理状況を考えた上で歩き始めたまち歩きは、壷屋1丁目に住むNさんの
自宅前からスタート

避難所に指定されている壷屋小学校をゴールに、避難してみようと思い、歩き始めました

やちむん通りに出てひめゆり通りに出て、壷屋小学校を目指しましたが、大通りは安里川へ向かい、
安里川伝いに小学校へ向かうコースとなるため、一番高いところを通る住宅街の道を進みました。
通り過ぎてから学生1人が「あっ、避難所の看板見つけた。」と発見しましたが、大半は気づかず
進んでしまいました。この道は通常から抜け道になっているため、とても集団では歩きにくく、
もし災害時に車が詰まってしまったら、今以上に困難な状況になるだろうと思います。
大通りは川が怖い、裏道は通れるかどうか解らない
小さな混乱が緊急時にはパニック状態になる危険性も感じました。
壷屋小学校まで通常だと10分位で進めますが、この日は30分ちょっとかかりました。
止まって観察してしゃべってこの時間でしたが、災害時も同じくらいかかるかもしれませんし、
子供連れやお年寄り、障がい者や負傷者は簡単にはたどり着けないだろうと感じました。
参加したメンバーからは、「緊急避難先を増やさないと、津波が来たら避難が間に合わない。」
「いつの防災基準で避難所を設置したのか。」「避難路が危険すぎて、避難所に行けない。」
といった意見が出てきました。
普段何気なく歩いている道ですが、地震が起きて津波が来る!と考えたら、逃げ道の選択は
生死を分ける決断になり、パニックになるでしょう。歩いていて「う~ん、ここ行くか?」と、
真剣に考えました。
川に近づいてはいけないけど、避難所が川の近くの高台にある。そんな時に皆さんならどうします?
また、地区ごとに状況に特徴があり、それを踏まえて避難やぼうさいを考える必要があると感じました。
壷屋であれば、焼物の工房が集中しており、ガス窯を使っていることから、火災の危険性も高く、
密集した古い住宅などに燃え広がる恐れもあります。
色々思いつきましたが、それを考えてどのように生き延びるか。
これからも勉強会を重ねていきたいと思います

==ご案内==
2005年の活動開始より、環境NPO「沖縄地域環境アセンブリー」(09年からアセンブリーに改称)として
様々な環境活動を行ってきましたが、2011年3月31日をもって、NPOとしての活動を終了いたしました。
今後は、エコショップがじゅまるガーデンという個人事業体として、エコショップの運営や環境教育、
若者育ち支援、ぼうさい活動に取り組んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします

エコショップがじゅまるガーデン 環境企画担当 山崎新
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